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時を超える「太郎山登山競走」100年の歴史


今年で第4回目を迎える「UEDA VERTICAL RACEー太郎山登山競走ー」は今年も上田市を挙げての春のスポーツイベントとなります。しかし、実は、最近始まった大会ではありません。「スカイランニング」や「バーティカル」という言葉自体は最近のものですが「登山競走」として山頂に向かって駆け登るスポーツ自体は、遥か昔から上田市にも存在していました。

今から約50年前、昭和37年~43年まで、1回の休止を挟んで全6回の「太郎山縦走リレー」という大会が実施されていました。上田駅前をスタートして、太郎山山頂に至り、上田市役所にゴールする、全5区間の登山駅伝大会です。当時は11月に開催されていましたが、上田市民を挙げての一大イベントだったそうです。

50年前の大会が始まった理由は「市民に忘れられ勝ち」の「太郎山の再認識を計る」ことだったそうです。これは「UEDA VERTICAL RACE-太郎山登山競走-」と同じ目的ですね。50年前といえども、太郎山への関心が薄れた時代もあるというのは新発見でした。「太郎山の如く高く清く穏やかな大上田市形成」という言葉はとてもカッコいいですね。

第1回大会から第3回大会までは自治会対抗の大会でした。しかし、ちょうど高度経済成長期で会社勤めのサラリーマンが増えた時代でした。自治会という地縁組織のパワーがなくなってきたため、第4回大会からは企業や学校の社会縁のチームの参加も認めるようになりました。時代の転換点に行われていたといえます。

第4回大会は会社のチームが優勝しました。そのときの新聞記事ですが、時代を感じますね。当時は優勝チームが何分何秒でゴールするのか当てる懸賞も行われていたようで、当選者には地元のデパートから高級毛布や洋傘や靴下が贈られたそうです。



当時の新聞を読んでいたら、なんと50年前の新聞記事のコラムに「約50年前に太郎山登山競走が開催されていた」という記事が見つかりました。ということは、今から100年前にも太郎山登山競走が開催されていたということになります。たとえ時代の流れで廃れたとしても、50年おきに必ず復活する不死鳥のような大会なのです。


時を超えて太郎山は上田市民に愛され続けている山なのですね。皆さんが駆け登る太郎山。今から50年前、100年前にも駆け登っていた人たちがいたと想像すると、なんだかゾクゾクしますね!!


ご協力:信州民報 様

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